配布されているLISPをロードしようとしたら、エラーが出た。あるいは何も反応しない——そんな時、まず疑うべきはファイルの「保存形式」です。
症状が出るかどうかは環境によって差がありますが、原因を知っておけば数分で解決できます。
☝️まず知っておきたいこと
AutoCADは日本語Windowsでは「ANSI(Shift-JIS)」(日本語Windows)を基準にLISPファイルを読み込みます。メモ帳などで編集・保存する際のエンコードが、この基準とズレていると読み込めない場合があります。

フクロウ
💡 環境によっては ANSI・UTF-8 どちらで保存しても問題なく動くケースもあります。「絶対に文字化けする」わけではなく、環境差が出やすいポイントという理解でOKです
✂️境目は「AutoCAD 2021」
AutoLISPがUnicode(UTF-8を含む)に対応したのは、AutoCAD 2021からです。
✅
AutoCAD 2021以降
UTF-8にも対応している場合が多い
⚠️
AutoCAD 2020以前
UTF-8に非対応。ANSI保存が必須
⚠️ IJCADなど一部の互換CADは、AutoCAD 2021以降のUnicode形式LISPに対応していない場合があります。互換CADをお使いの方は、ANSI(Shift-JIS等)保存が無難です。
✏️まとめ:エラーを恐れずLISPを使い倒そう
「ファイルのロードはキャンセルされました」というエラーのは、ほとんどがこの文字コードの不一致が原因です。この「メモ帳でANSIにして保存し直す」という裏技を知っていれば、ほとんどのLISPは動きます。
- ロードできない・文字化けする時は、まず保存形式(エンコード)を疑う
- 古いAutoCADはUTF-8非対応の場合がある。迷ったらANSI保存が無難
- 保存後は一度閉じて開き直し、正常に表示されるか確認する

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